2019.08.02.

『働く女性インタビュー』〜日興証券様 編〜

 

『働く女性インタビュー』 もっと歩きたくなる足へ 〜日興証券様 編〜

女性が働きやすい職場を目指し、さまざまな取り組みをされている企業のみなさまに『success walk(サクセスウォーク)』をご紹介いたしました。
パンプスは働く女性にとって大切なアイテムのひとつ。ですが、長時間履き続けると足が痛くなったり、疲れたりする場合も。
女性が抱える悩みをひとつひとつ解決していけば、よりいっそう生き生きと働けるはず!

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創業当時から女性の働きやすさを追求している「日興証券」で、ダイバーシティ推進室の室長をされている勝具子さんにインタビュー。
企業としての取り組みや勝さん自身の目標についても伺いました。具体的に行っている"女性が働きやすい環境づくり"の施策は興味深いものばかりです。

「多様性の尊重」を掲げた経営理念のもと、誰もが生き生きと働ける環境を目指す日興証券さまが、女性の働きやすさのために取り組んでいることは?

勝具子さん(以下、勝さん): 弊社の経営理念の一つに「多様性の尊重」が掲げられており、性別、障がい、国籍等に関わらず、すべての社員の方が生き生きと働くことのできる職場環境構築を目指しています。女性活躍に関しては、他社に先駆け、70年前から女性の登用を始めており、男女雇用機会均等法が施行される前から女性の投資アドバイザーを作るなどしています。2013年7月にダイバーシティ推進室を設立し、女性活躍を含めたダイバーシティ推進を行っています。

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具体的な施策はどのようなことをされていますか?

勝さん: 女性が活躍できるように研修などを行っています。当社では2020年度末までに女性管理職を180名登用する目標を策定しております。 私は一般職で入社しましたが、当時総合職は男性が多く、一般職で入社した女性は男性と比較して研修などの機会がとても少なかったです。 ですので、ダイバーシティ推進室に着任して、まずは女性の経験値を上げたいと考え、階層ごとに女性だけの研修をかなり実施しました。 管理職に登用された女性に対しては、一段の上の視座で物事を考えることができるような研修や施策なども行っています。当社は約4割が女性社員で、そのうちの3割がお子さんのいるワーキングマザーです。 そのため仕事と育児の両立がしやすい社内の風土の醸成を心がけています。育児支援制度につきましても利用者の声を聞き、制度内容の見直し・拡充を図っています。具体的には、育児支援制度に関しては、法律以上に期間を長めにとったりしています。また、復職する前に育休中の社員を集めたサポート講座を開催しています。直近では育休から復帰した先輩社員を5名ほど集めて、復職後の生活の工夫などの話をしてもらい、少しでも復職に対する不安を少なくしたいと思っています。

上記のような会社の取り組みのほか、勝さんが考えている目標はどんなものになりますか?

勝さん: 管理職に関わらず、自分に自信をもって生活できるような輝く女性を増やしたいと考えます。仕事も頑張りたいし、プライベートも充実させたいと思う女性は多いと思っています。 「時間内にしっかり仕事をして、業務終了後は自己啓発のための時間にあてたり、友達と会ったりする」ということを、一人ひとりが実践し、それが社内にも広がっていき最終的には働き方改革につながるのではないかと思っています。ですから、そのために研修や働き方の多様化などを行い、さらにみなさんが働きやすい環境作りをやっていきたいなと思っています。課題としてはダイバーシティ推進室で行っている施策が、参加者以外の方になかなか伝わりづらいという点です。社内のイントラネット等を利用した情報発信などで社内周知を図っていきたいと思っています。


今回ワコールが開発したパンプス「サクセスウォーク」の販売会を日興証券東京オフィスで開催。
多くの女性社員のみなさまにご来場およびご購入いただきました。
ビジネスシーンで「身だしなみの一つ」としてあげられる靴について、女性社員が多い企業ならではのお話も伺いました。

パンプスはビジネスモードに切り替えできるスイッチのようなもの

営業職時代の身だしなみのルールはありましたか?

勝さん:当社は金融機関でもありますし、お客様の大事なご資産の運用を提案させていただく仕事ですので、お客様に安心感を与えるような身だしなみを靴まで含めて心がけていました。お客様訪問で外出が多かったので、その頃はどちらかという歩きやすい靴で、ヒールは比較的低いものを愛用していました。スーツについて特に指定はないのですが、私は上下同色のスーツで色は黒かネイビーのいずれかが多いです。営業の時は対お客様、人事の場合は対社員となると、自分がきちんとしていないとお客様や社員の方に失礼にあたりますので、気をつけています。現在は、外出と社内と半々くらいですが、通勤時は歩きやすいフラットシューズ、会社に着いたらヒールのあるものに履き替えて気分を切り替えています。ビジネスの色々なシーンでも対応できるのは、ヒールは5cmくらいが好ましく思います。

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勝さんの足のお悩みや靴選びで大事にしていることは?

勝さん:私は甲も広いし、足の指も太いので、足のサイズが合っていても指や甲の広さがきつかったり、逆に足の指や甲に合わせるとパカパカしてしまうことがあり、今でも靴選びは難しいなと感じています。できるだけ靴屋さんに伺った際に話を聞いて、最近はなるべく革がソフトなもの、履き口が伸びるようなものを選ぶようにしています。

『success walk(サクセスウォーク)』を履いてみた感想は?

勝さん:やわらかくてびっくりしました!足の裏あたりのクッション性がかなりあって、長時間履いても疲れにくいだろうと思いました。最近、パンプスはいろんなものが出ていますが、履き口もやわらかくて、足の裏のクッションもしっかりついているものはあまりないので、驚きました。

パンプスを履くことのメリットとは?

勝さん:パンプスを履くことで、気分がシャキッとします。パンプスを履くことでビジネスモードになれる気がしますね。デメリットは足の疲れやすさ。靴が合わないと足が痛くなったり指が変形したりするので、履きごこちはとても重要です。パンプスを履いていると「大変ですね」という声もいただきますけれど、それでも私にとってパンプスは気持ちを盛り上げてくれるアイテムになっています。スーツはよくみなさん気を使うと思いますが、今回の販売会のような機会があると、足元に焦点を当てるようになりますし、すごくいい機会だと思います。

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勝具子さん プロフィール
略歴
1990年一般職で入社
1990年~1998年支店投資アドバイザー課
1998年~2008年本社スタッフ、管理職(商品部門・企画部門等)
2008年~2011年支店営業課長
2012年~2015年本社管理職
2015年より現職(人事部ダイバーシティ推進室長)

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