もうすぐ梅雨シーズン。この時期、毎日の靴選びには困っちゃうわよね。雨の日だっておしゃれしたいけど、濡れてしまったらお気に入りの靴も台無しだし......。働く女性のみなさんはどうしてるのかしら? 早速、アンケートを取ってみたわよ!
「雨の日にどんな靴を履きますか?」という質問には、以下のような回答が寄せられました。
全体の43%の人が、レインブーツやレインシューズといった雨の日専用の靴を履いている様子。これらの人に「どんな素材のものを履きますか?」と聞いてみたところ、「はっ水・防水機能が付いているもの」49%、「ゴム素材のもの」45%、という結果に。はっ水・防水機能の商品が約半数の人に選ばれており、雨の日の定番素材になりつつあることが分かります。
また、レインブーツやレインシューズ以外の靴を履いている人には「雨の日に何か対策や工夫をしていますか?」と質問。こちらも興味深い結果になりました。
2014年5月 ワコール調べ N=550名
約1/4の人が、雨の日専用の靴ではないものの、「はっ水・防水素材のものを履いている」と回答。その他の過半数の人も靴になんらかの対策をしていることが判明!
ここで知っておきたいのが、アンケートでも人気だった、雨に強い便利な素材。最近、普通のシューズのように見えて"はっ水"や"防水"という表記がついているものが増えてきていますよね。この2つの言葉、「なんとなくイメージはできるけれど違いがよく分からない」という人も多いはず。この機会に、それぞれの効能をご紹介します。
【はっ水加工】
繊維の表面をコーティングしています。
微細なすき間があり、空気などが外へ通過するため、ムレにくいのが特徴。
ただし、雨粒が小さい場合や雨足が強い場合は、水分も通過してしまいます。
また、靴底とのわずかなすき間から水分がしみこむことも。
【防水加工】
表面をすき間なく覆っているので、小さな雨粒もしっかりガード。
ただし、内側から汗の蒸気などを逃がすことができないので、ムレやすくなります。
【特殊加工】
空気や蒸気を逃がしてムレにくくするはっ水技術と、小さな雨粒も防ぐ防水技術の両方を兼ね備えたもの。
例えば、アウトドライやゴアテックスというタグのついた商品がこれに当てはまり、それぞれ少しずつ違う性質を持っています。
梅雨シーズンには、こういった加工の商品を上手に取り入れたいですよね。
ちなみに、働いている女性のうち、雨の日にオフィスで靴を履き替えている人は約7割。「パンプスを履くことが多いので毎回靴の中がびしょびしょに! ストッキングの替えと靴はいつも準備しています」と、突然の雨に備えている人もいる模様。
さらに、読者のみなさんのハプニング体験を聞いてみると、「雨の日でも普通のパンプスを履いているので、中まで濡れ、いつも乾かすのが大変。靴も早く傷んでしまいます」「革素材の靴を履いて出かけてしまい、シミが消えなかったこと、型崩れしてしまったことがあります」といったエピソードも続出しました。
こういった雨の日のトラブルを解決するためには、以前紹介した「知っておきたいシューズケア②」の「雨で濡れた靴のお手入れ方法」を再チェック!
上手に雨用のシューズを選んで、突然の雨への対処方法もマスターしておけば、梅雨シーズンの靴の悩みとはサヨナラできるかもしれません!
今回も勉強になったかしら? 素敵な雨用シューズを見つけて、憂鬱な梅雨シーズンも爽やかに乗り切りましょ♪
ワコールティアhttp://www.wacoal.jp/tear/